先日,総務省から“「電波有効利用の促進に関する検討会 中間とりまとめ(案)」に対する意見募集(http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01kiban09_02000061.html)”が出ました.
JARLのサイトでは包括免許と電波利用料にフォーカスして紹介されていますが,この意見募集には“無線局の良好な受信環境の保護”についての検討も含まれています.
- CATVや有線放送の漏れ電波
- PLCのノイズ
- 太陽光発電のインバーターノイズ
- エネルギー管理システムからのノイズ
などなど
包括免許以外にもアマチュア各局が日常的に,「あれ?」と思っている事に沢山意見が言えるまたとない機会だと思います.特にノイズの問題に関しては,アマチュア局だからこそ長年のワッチの中で気づいている現象もあるはずです.ノイズ問題は影響範囲が多岐にわたり,問題が顕在化した時には解決が非常に困難な状況であることが多いと思います.したがって僅かな事でも気づかれている事があれば意見を出し,それが社会の役に立つ事があれば,アマチュアの名誉だと思います.
提出期限は平成24年7月31日(火)正午(必着)です.
http://www.jarl.or.jp/Japanese/2_Joho/News2012/2012_news-7.htm#0705
■総務省が「電波有効利用の促進に関する検討会 中間とりまとめ(案)」に対する意見募集
総務省では、電波の有効利用のための諸課題や具体的方策について 検討するため、「電波有効利用の促進に関する検討会」(座長:土居 範久 中央大学研究開発機構教授)を開催していますが、検討会における中間と りまとめ(案)について、平成24年7月6日〜31日までの間、広く意見を 募集しています。
今回の「電波有効利用の促進に関する検討会 中間とりまとめ(案)」の中で、 アマチュア無線に関する分野に直接関係しているものは次のとおりです。
- 一定の範囲の周波数、出力等の免許の変更手続を簡易な手続で可能と することを検討する。
- 技術基準適合自己確認の対象範囲の拡大、および不適合機器の流通防止 に関する検討をする。
- 電波利用料の使途や金額の見直し等。
(7月5日)
初稿:2012-07-10T09:53:00.001+01:00
最終更新:2012-07-10T09:53:55.726+01:00