K1N ハイバンドの信号の到来角

JE1BMJ 局が K1N のハイバンドの信号の到来角について実験をされたようです.他エリアでも実験をしていただける局がいらっしゃいましたら,ぜひ,レポートをお寄せ下さい.

【2015年2月7日(土)】
K1Nの信号がハイバンドでは高い仰角で到来している?という話を読んだので、14-21-28のHB9CVをルーフタワーに仮設置してみた。

【2015年2月8日(日)】
28MHzはフルサイズ4エレで、仰角が付くので上げ下げしたが、信号が弱い時に仰角を付けると、確かにS/N比が向上する。これは相手の信号の到来角の問題ではなく、近隣のノイズを多少なりとも切ることができるからだろう。

【2015年2月9日(月)】
50MHzと1.8MHzを除けば、現在、タワーに上がっているのは28MHzの4エレ、7-14-21-28MHzのRDP、10-18-24MHzのRDPくらい。14-21-28MHzのHB9CVはルーフタワーを使って10mHくらいの所に上げてある。

【2015年2月10日(火)】
今朝は仰角を付けた方がが明らかに信号が強くなった。もっともシングルの4エレ八木で垂直面内のパターンがブロードなので仰角30度くらいにしないと効果がハッキリしない。

JE1BMJ 局の検証結果が OM の “ほぼ毎日のムセン日記 (2) : 【2015年2月11日(水)】祝日” に書かれています.シミュレーションによる検証も含めた詳細なものとなっており,ここで全文を紹介するのは BLOCKQUOTE の範疇を越えると思いますので,ぜひ OM のウェブ・ページでご覧下さい.

検証結果から参考情報としてリンクされていたウェブ・ページに書かれていた一文だけ引用させて頂きます.

なんぼ他人が言ったとしても、本や雑誌に掲載されていたとしても、自分の実体験と感動こそが最も自分の身に付く。だからこそ、教育には実験や実習というものがある。

検証,ありがとうございました.

引用・参考

K1N ハイバンドの信号の到来角」への10件のフィードバック

  1. JM1FHL

    中村さん、今晩は。
    今日は自宅で無線無しなので、、、暇という訳では無いですが。

    全て私見で科学的根拠ありません。
    経験則だけですが、
    近距離ならいざ知らず、カリブからの信号が打ち上げ角高く来るとは思えません。
    私のQTHでは、山のせいで方向により仰角がかなり違います。
    50度なら仰角0度、40度だと3度、30度だと5度、20度だと10度、10度で15度です。
    カリブでもZF,K1Nはちょん飛び、VP9ちょっと飛ばない、CY0は聞こえない。
    つまりカリブ方向からの信号は、10度以下で来ていると思います。
    高い角度で来た電波は、電離層での減衰が多く遠くまで飛ばないのでは?
    跳躍回数が少ない程遠距離恋愛には有利でしょう(笑)

    私の結論は、なるべく低い打ち上げ角が有利と思います。
    6mでは話は別でしょうね。
    そちらは専門外なので、分かりません。
    以上酔っぱらいの戯言でした。

    では、お休みなさい。

    JM1FHL 上條

    返信
    1. BEN, JN3VQM 投稿作成者

      上條さん

      こんにちは.

      40S WKD おめでとうございます.

      普通に考えたら “なるべく低い打ち上げ角が有利” だと私も思うのですが,関西にいますと,どうも不思議に思えることがあります.

      低い地上高のアンテナでやたらとカリブに強い局がいたり,間隔が狭いスタックのアンテナを使っている局だけカリブが聴こえていたり……です.何れもハイバンドに限ってです.

      なかなか面白いテーマなので引き続き考えて行きたいと思います.

      中村

      返信
  2. JH4ADV/諏訪

    今朝7時頃の21Cの事ですが、アンテナのメンテナンスのためクランクダウンしておりました(21MHz5ELEの給電点12m)539位で割と良く聞こえますので、上げるとさらに良くなると思い22mまで上げましたが段々弱くなる(419)一方でした。以前にこちらを拝見いたしておりましたので、試しに下げてみるとやはり強くなり539で聞きはじめと同じでした。
    LOW BANDは地上高が高く多エレメントが、遠距離には有利のようですが、HI BANDは色んな伝搬があるのでは??

    返信
    1. BEN, JN3VQM 投稿作成者

      諏訪さん

      おはようございます.

      コメント,ありがとうございます.
      K1Nが始まってから私のブログへのアクセスがビックリするほど増えていまして,関心の高さを感じておりましたが,上條さんに続き諏訪さんからもコメントをいただき,ビックリしております.

      伝搬は面白いです.アマチュアならではの醍醐味を感じます.

      中村

      返信
  3. JH4RHF OE1ZKC

    諏訪さんの書き込みで、ふと気が付いたんですが、15mで12m高というと0.8波長で相対的には”地上高が低い”ことにはならず十分打ち上げ角が下がっていると思われます。ってことは日笠さんが試された(計算された)ようにローブの分布の微調整という意味合いで”地上高が低い”ことがよい場合もありそうですね。
    ただローブの分布はアンテナの形状(エレメント数)や周囲の状況により変わるので高いほうがいいこともあるし低いほうがいいこともあるという感じなのかもしれません。
    地上高がひくいというと半波長以下のような状況を漠然と想定していたので、なんとなく合点がいきました。

    返信
    1. JM1FHL

      中村さん、今晩は。

      40SSBは楽勝でした。
      昨夜はリアル59で聞こえていました。
      今晩は弱かったです。
      160mをやりたいのですが、今夜は運用が無かったようです。

      ところで、打ち上げ角ですが、水平アンテナでは1/2波長高がベストだったような、、、
      3/4波長ではかえって打ち上げ角が高くなると記憶しています。
      まあ、水平DPの話だったかな。
      多エレメントビームはまた別で、もっと地上高が低くても打ち上げ角が低くなりますね。

      私のアンテナも電動エレベーターで上げ下げできるのですが、面倒なので実験した事はありません。
      常にトップに上がっています。
      ここでは下げると山の影響で飛ばなくなってしまいます(笑)

      JM1FHL 上條

      返信
      1. BEN, JN3VQM 投稿作成者

        上條さん

        こんにちは.

        40S,楽勝でしたか.流石ですね.
        昨晩,少しだけ,北米にある WebSDR で 40S を聴いたのですが,まだ未交信の NA がこれだけいるのかと驚くほど W のパイルが凄かったです.

        > ここでは下げると山の影響で飛ばなくなってしまいます(笑)

        やまなしなのに(笑)

        中村

        返信
    2. BEN, JN3VQM 投稿作成者

      田中さん

      マルタ騎士団,おつかれさまでした.

      え〜皆さん,この方が,ナバッサに嫁さんを連れて無線をしに行った方ですよ.
      http://www.qsl.net/jh4rhf/dxp/kp1/kp1_1.html

      田中さんは打上角が下りっ放しだと思いますが,がんばって下さい.
      私はまだ元気です.

      中村

      ん? 何の話しだったっけ?

      返信
    1. BEN, JN3VQM 投稿作成者

      私,何が正しいのかには興味があるのですが,誰が正しいとか悪いとかには興味がないのです.無線って科学ですから.

      返信

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