JH7WNV 局が “昨年実施された Big Pedi の FT5ZM と EP6T との交信局を調べ、K1N 交信局状況分析” し,ウェブで公開されています.
日本の DX 愛好家の誰が K1N と交信出来ているのかを about に把握出来るということで話題になっているようです.
蚊帳の外にいる私のコールまでリストに入っています(笑)
しかし,私は,FT5ZM ,EP6T と K1N を比較するのはあまり意味がないように思います.なぜかと言うと,交信するために必要な条件が異なり過ぎているからです.
比較するのであれば,第一に同一地域(カリブ)で行われたペディションでしょう.ちょうど K1N を実施している The KP1-5 Project が行った K5D (KP5, Desecheo Islands) のログが Club Log にありますので,それと比較すると難易度の目安になりやすいのではないでしょうか.K5D を経験した OM 諸氏から K1N の方が難しいと言う話しをよく聞きますので,実際にどうなのか about な目安になると思います.
ちょっとチームへの嫌味も込めて近年行われた評価の高いペディと比較するのであれば,DX-World の DXpedition of the Year を受賞したペディと比較するというのもあるでしょうが,これはペディション中にやっても増悪の拡大大生産をするだけであんまり意味がないと思います.
余談ですが,私は FT5ZM はペディションの終盤に空振り CQ を出しているところに遭遇して 10W で交信しました.向うも暇で退屈している状態なので,「やっほー」「やっほー」で交信です.パイレートじゃないかと思うくらい簡単に交信が出来ました.EP6T は冷やかしで空いている周波数で呼んだら交信が出来ました.でも,カリブはそんなに甘くはないです(笑)
引用・参考
- JH7WNV. “K1N QSO Check by ClubLog log search”. jh7wnv_mainのホームページ. http://www.geocities.jp/jh7wnv_main/DXCCRank/ClubLog_K1N.html, (参照 2015-02-12).
- The KP1-5 Project. “Expedition Charts: K1N”. Club Log. http://www.clublog.org/charts/?c=K1N, (参照 2015-02-12).
- The KP1-5 Project. “Expedition Charts: K5D”. Club Log. http://www.clublog.org/charts/?c=K5D, (参照 2015-02-12).
- JN3VQM. “EP6T 40m CW WKD”. 晴珈雨読. https://weblog.benweb.net/archives/950, (参照 2015-02-12).
- JN3VQM. “EP6T 40m CW”. 晴珈雨読. https://weblog.benweb.net/archives/944, (参照 2015-02-12).