さてと,今回の帰省中も 144MHz,430MHz ともに坊主であった.鉢伏山山頂の JARL 広域レピータ,JP3YEI で CQ を出しても空振り.美方郡からは,やはり HF じゃないと交信相手がいない(笑)
JP3YEI の管理をしていた地元のアマチュア無線クラブも解散していますし,JARL のレピータ・リストで緊急時の連絡先窓口となっている局も現在は閉局しています.閉局はされていても何かがあれば対応されるとは思います(地元でも信頼の厚い方です).
季節にもよりますが,JP3YEI の全盛期は大阪市内でも場所によっては使用出来るということもあり,かなり賑わっていたレピータでした.設置場所柄,雷による被害も度々あり,地元のクラブの人達がメンテナンスのために炎天下に機材を担いで山に登るなど,それなりに維持に苦労をしてきたレピータです.
このレピータが設置された時代は,JARL の黒歴史の全盛時代でもあり,今ならネットで直ぐにバレてしまうことですが,地元で開催される電話級講習会の費用がレピータの設置費用を捻出するために受講者には内緒で通常価格よりも高くなっていました.この時代の講習会絡みの利権の話は枚挙に遑が無く,JARL の支部長などの役職に就いていた方々は,かなり不労所得があったおいしい時代でした.