変調度レポート

先日,久しぶりに7メガでCQを出していたところ,JA3RTD局よりマイクを交換したので変調レポートを送って欲しいという依頼を受けました.

変調レポート!ああ,甘美な響き…….わしは変態か!(笑)

M:Modulation(変調度)コード

1:判読困難な変調
2:スプリアスまたはパラスティックその他不明の原因による悪い変調
3:搬送波の周波数変調による悪い変調
4:過変調による悪い変調
5:100%を超えないよい変調

電信ではRS以外に音調レポート(Tone)を送りますが,殆ど形骸化していてT9以外のレポートを送る事はまれではないでしょうか.電話ではRS以外に変調レポート(Modulation)を送っていた時代もあったのですが,最近はまず交換されることはありません.しかしながら,SSBやAMでの交信をする場合は変調レポートを交換した方が良いと思われる事が多々あります.HFでDXをやっているとYBの局はほぼM4ですし,JAの局でもM2を送った方がよいスプリアスが出まくっている局もあります.

リグのALCメーターやモニター機能を使って調整していても,実際にどんな電波が出ているかはレポートをいただかないとわかりません.ですから,個人的には電話の世界はRSMを交換するようにした方がFBじゃないのかなと常々思っています.余談ですが,SWLのレポートはその意義を考えるとRSMTを使うべきだと思っています.

初稿:2012-04-12T01:05:00.000+01:00
最終更新:2012-04-12T01:05:12.831+01:00

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください